今回は、毎日子育てに追われるママ・パパに読んで頂きたい内容。
子育ては、イライラの連続。
自分の子供だから、可愛くって仕方がないはずなのに、
気づいたら息切れして爆発しそうな時、ありませんか?
そんな時は、一呼吸おいて一旦立ち止まって、
気持ちのリセットが必要です。
そんな、気持ちの切り替えをしたい時にオススメな書籍をご紹介します。
子育てにイライラ!そんな時にぜひ読みたい育児本3選
子供が育つ魔法の言葉
こちらは、昔から受け継がれている本なのですが、
忙しいママパパさんに、全部ではなくとも、
初めの詩の部分「子は親の鏡」
という内容だけでも読んでほしいです。
一部抜粋した内容です
↓
けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる
とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる
不安な気持ちで育てると、子どもも不安になる
叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう励ましてあげれば、子どもは、自信を持つようになる
広い心で接すれば、キレる子にはならない
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ和気あいあいとした家庭で育てば、
子どもは、この世はいいところだと思えるようになるPHP文庫「子どもが育つ魔法の言葉」より引用
この冒頭部分の前文を、部屋の目に留まる所に貼っておくなどすると、
すごく刺さる事が多いです。

筆者はトイレにこれの日めくりカレンダーver.を置いて、
ひと呼吸おきたい時、見るようにしています
この日めくりカレンダーは、特にホッとする一言が多いです。
親だって時には「タイムアウト」をとりましょう。
好きなことをして、ゆっくり休憩しましょう
何を言うかより、どのように言うかのほうが
ずっと大事なときもある
といった内容です。
育児とは、未達成の連続だと筆者は感じています。
例えば、
・トイレに行きたいのに、トイレの最中に泣かれたり、呼ばれたり。
・料理の炒め物をしている最中で、お水こぼした!とか、
・掃除機をあと少しでかけ終わるのに、泣いて要求される、などなど。
一人の人間として、やりたい小さな事をも遮られてしまうのが、
育児だということです。
でもそれだけ、子供から絶大な信頼を寄せられている証拠です。
一人では何もできない状態で生まれてきて、
いきなり全てを親に委ねてくるのが我が子なのですよね。
今日という日は戻らないからこそ、ひと呼吸おいて
優しく接する気持ちを、小刻みにでも取り戻していきながら
我が子に接する事ができるようになれるといいですよね!
そんな気持ちをリセットできる1冊となっています!
そのイタズラは子供が伸びるサインです
こちらは、モンテッソーリ教育やコーチングなどを学ばれ、現場を数々改革し、
「輝きメソッド」という教育法や、教育コンサルタントとして活動されている
伊藤美佳さんの本です。
大人から見て、
「それやめてーーーー!」
「ちょちょちょちょっと!!!触らないでーー!!」
といった、やめてほしい!と親が思うような事ばかりしてしまう子供。
でも、それは「本当は必要な遊び」であるという内容です。
一見、「困ったイタズラ」にも、大切な意味があります。
実は子供の自立心と能力を引き出す、絶好のチャンスなんです。
と書かれてあります。
水をこぼしてしまうなら、
水をコップからコップに移す遊びをさせる。
ティッシュを何十枚も取ってばかりで困ってるなら、
引っ張る遊びを作る。
という風に、
困っているいたずらがあれば、
その行為を満たす遊び道具を家で作ってあげると、子供が満たされる
というのです。
しかも、子供が満たされて飽きるまでやらせる!
という、今までとは逆の発想。
○○ちゃんはとても育てやすい、と思う子もいれば、
△△君はいたずらばっかりしてみんなを困らせるね
と、いろんな子供がいますが、
それはあくまで、大人から見た「育てやすさ」であり、
子供のイタズラは、その能力を沢山使いたいという証拠なのだそうです。
そういった子には、
子供の遊び道具を作ってあげると、親が驚くほど集中して、
口を尖らせてヨダレを垂らしながら遊んじゃうそうです!
口を尖らせて周りが見えなくなるくらいの集中状態を、
「フロー状態」
というのだそう。
その状態が脳の発達を促すのだそうです。
・引っ張る
・つまむ
・振る
・叩く
・ちぎる
・やぶる
・投げる…etc.
目次にコレらの行動に合わせた遊ばせかたの紹介が載っています。
行動に合わせた遊びを沢山させてあげられる、
実践編の教えがふんだんに詰まっています。
あぁ…我が子は別にこのままでいいんだ、
と思わせてくれる、読みやすい1冊です!
0~4歳、我が子の発達に合わせた「語りかけ」育児
こちらは、Amazonの育児本人気ランキングにも入る1冊です。
月齢、年齢に合わせた語りかけの育児をオススメしている本。
子どもと心を素直に通わせるための
もっとも確かな方法が「語りかけ」育児です
子供は、大人を本当によく見ています。
何を話してくれているのか?
よりも、
どう話してくれているのか?
を常に見て、聞いています。
理論立てた内容よりも、もっと感覚で生きているのが子供です。
そんな子供が、
自分のした事に、大人がていねいに応じてくれている、という体験をし、
その積み重ねが、幼い子供の心に、
「自分は意味がある存在だ」という感情を育てていきます。
「語りかけ育児」は、言葉上の物だけではなく、
子供が温かい関係の中で、心から大事にされているなぁと感じ取り、
その結果、自己肯定感をしっかりと持てるようになる、
それを目指していくものだ、という内容です。
著書の中でも紹介されているのですが、
語りかけ育児をした親子と、そうでない親子の2パターンを実験した所、
3歳になる頃には「語りかけ育児」グループのほうが、
遊びや会話の能力が増したり、
発達のやや遅れ気味の子供たちが、他の正常発達の子供達に追いついたのだそう。
さらには、IQにも差が大きく出たということです。
コミュニケーションが上手く取れないと、
それだけでママとしては
「なぜ言ってる事をわかってくれないんだろう!」と
ストレスでいっぱいになります。
このような、「聞くこと」や「注意を向ける力」を
養っていくことで、密にコミュニケーションが取れ、
ママのフラストレーションの軽減にも繋がる内容になっています。
月齢別で、語りかけのハウツーが違うので
是非読んでみてください^^
字が苦手!という方にはコミック版も見つけました!
まとめ
いかがでしたか?
子育ては、本当にイライラの連続です。
可愛いのになぜ?と矛盾を感じてしまいますが、
子供は自分ではないので、コントロールできない領域である為に、
意思疎通がうまく図れないと、往々にしてフラストレーションで
いっぱいになってしまいます。
新しい価値観を取り入れて、マインドセットをしてみたり、
ひと呼吸おいて、120%向き合える毎日になれる事を願いたく
私自身もママとしての目線で、役に立った著書をご紹介させて頂きました!
ぜひ息抜きに1冊読んでみてくださいね^^
コメント